「ATC」+「Wave OS」というベストミックス
現在と、今後必要と予想される溶接作業をこの1台で網羅します。
ショートアークではATC(アドバンストサーマルコントロール)による鋼板の薄板対応、スプレーアークではパルスによる自動車メーカーからの指示がある箇所へのブレージング溶接、更にウェイブOSによって制御されたパルスオンパルス機能は、今後予想されるアルミボディーの対応にも抜かりがありません。
車体整備におけるMIG/MAG溶接作業は、常に薄板との戦いであり、溶け落ち、母材ひずみ等のリスクを考慮しなくてはなりません。
「コールドメタル」の発想により開発された独自の「ATC(アドバンストサーマルコントロール)モード」により、最小限の母材入熱での溶接が可能になりました。
ボディーに多用される0.5~0.8㎜の鋼板溶接に焦点を当て、従来より母材入熱を低く抑えるための特殊なアーク波形により、極薄板の突合せ等、母材ひずみを軽減し、溶け落ちを極限まで抑えます。
欧州車を中心に軽量化のためのアルミ合金適用が加速しています。比強度の優位性、リサイクルの観点からもアルミ合金の適用は今後国産車へと広がっていくでしょう。
アルミ合金のMIG溶接作業は、溶接の技術もさることながら、適切なパラメータの設定が不可欠です。YMI-222Wは外板における薄板対応のショートアークから、「Wave OS」により制御された「パルスオンパルス」機能でお手軽且つ高品位なアルミ合金溶接が可能になりました。
カラー液晶フルデジタルコントロールパネル
多彩な溶接シーンを、カラーの図やマーク、数字により分かり易く表示します。
シナジーモードによる板厚一元管理での簡易設定だけでなく、細かいパラメータ設定でも思いのままに溶接品質をコントロールすることが出来ます。
MIG/MAG溶接での機能選択。
板厚と溶け込み度合を管理。
「パルスオンパルス(ダブルパルス)」では2つの波形を個別設定。
パラメータ個別設定も分かり易くナビゲートします。
メモリー機能等
セットアップ、メンテナンスモード。
その他の特徴
インバータマルチプロセスアーク溶接機
MIG/MAG/TIG/MMAと、アーク系溶接を幅広く網羅※
※一部オプショナルパーツが必要です。
アクティブシナジーモード搭載
進化型シナジー機能。より高度な一元管理で、ワンタッチで目的の作業に最適なパラメータを設定、そのまま溶接を開始できます。
USBインターフェース
USBインターフェースにより、最新プログラムへのバージョンアップも簡単です。
製品詳細(クリックで拡大します)